【質疑応答】5/21「椅子ヨーガでリフレッシュ!仕事や家事の合間にやってみよう」福田南先生
講座内に収まり切らなかった質疑応答をこちらに掲載しています。
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無音のときに「う」の口にする理由がもしなにかあればおしえてください。
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動きと呼吸を合わせやすいため「う」の有音を初めにやりましたが、その口の状態で無音にすることで、やりやすさと呼吸の深まりをどちらも得られると思います。おすすめのやり方です!
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レッスン中、うとうとと眠気がくるのは、リラックスし過ぎ(させ過ぎ)でしょうか?あくびされたりする生徒さんも見られます。
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睡眠が思うように取れていなかったり、とても疲れているのかもしれません。身体の自然な反応ですので、眠っていただいても良いですね。状況や時間帯にもよりますが、リラックスの後に、身体が目覚めるようなプログラムを入れるのも一つの方法です。ヨーガ療法士がすることとしては、眠気やあくびの姿をよく観察して、アセスメントするようにしています。
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今日はありがとうございます椅子にすわり、足を動かすヨガもありますか?
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座ったまま足を動かすヨーガは、もちろんあります。ぜひ体験してみてください!オーダーメイドのヨーガ・プログラムをご用意いたします。
ヨーガ・セラピー・フォーラム本講座まであと5日
5月27日18:00よりスタート!
ご参加まだ間に合います!
アーカイブでもご視聴いただけますので当日参加が無理でも大丈夫!
◼︎チケットの購入期限
【リアルタイムでの参加】 講座が開始される前日まで
【アーカイブご視聴のみ】 7/20まで 視聴期限7月31日(木)23:59まで
なぜ、適切な専門知識が必要なのでしょう?
ヨーガ療法では、クライアントの身体的・精神的状態を深く理解し、安全に配慮した指導を行います。
クライアントが自らの心身の状態に気づき、安全に自己調整できる環境を整えることが求められます。
特に、メンタル面への介入(ストレス・トラウマ対応)、心身の不調、疾患や障がいのある方へのアプローチには、適切な知識と経験が不可欠です。
しかし近年、「ヨガセラピー」と称しながら、適切な知識や訓練を経ずに、クライアントの身体に触れたり、マッサージのような行為を行うケースも見られます。
このような介入は、クライアントに不要な負担を与え、場合によってはケガを引き起こしたり、過去のトラウマを刺激して心理的ダメージを与えてしまうリスクがあります。
ヨーガは、本来自分自身で気づき、進化・成長していくものです。
ヨーガ療法もまた、そのプロセスをサポートし、クライアントが自らの心と身体に意識を向け、内側から変容していくことを導くものです。
そのため、指導者はヨーガの智慧(哲学)と科学的知見を融合させ、クライアントの状態を丁寧に観察し、適切な「見立て」に基づいて指導を行うことが求められます。
伝統的なヨーガでは、師が弟子の状態を見極め、その人に合った適切な行法を指導します。
見立てなくして、画一的なアプローチを行うことは、時にクライアントに負担をかけることになりかねません。
「安全で効果的なヨーガ療法」を実践するには、クライアントが自らの心身の状態を観察し、無理なく自己調整できる環境を整えることが何より大切です。
そのため、日本ヨーガ療法学会では、ヨーガ療法の科学的研究と臨床データの蓄積を行い、実証的なエビデンスに基づいた指導を推奨しています。
また、日本ヨーガ・ニケタンは、インドの伝統的ヨーガの智慧を深く学び、その本質を現代社会に適応させる教育機関として、「適切な見立てに基づくヨーガの実践」を継承してきました。
認定ヨーガ療法士になるまでの道のり
日本ヨーガ療法学会認定の「ヨーガ療法士」になるためには、最低3年間の学習と臨床経験が必須です。
さらに、資格取得後も継続的な学習が求められ、更新制度により専門性を常にアップデートしています。
認定ヨーガ療法士への学習プロセス
- 1年目…4大ヨーガなど、ヨーガの基礎知識を徹底的に学ぶ(YIC講座)
- 2~3年目…簡単な医学的知識・心理学的知識・ヨーガの見立て方法などヨーガ療法の専門領域を学ぶ(YTIC講座)
- 卒業時…研究論文の執筆・症例報告の発表(学会発表が必須)⇒認定ヨーガ療法士
このような学びを経て、単なるヨガ指導者ではなく、科学的根拠に基づいたヨーガ療法のプロフェッショナルとして、クライアント一人ひとりに適した指導ができるのです。
👉 ヨーガ教師養成講座(YIC)、ヨーガ療法士養成講座(YTIC)に関する詳細はこちら 日本ヨーガ・ニケタン