【質疑応答】6/7 講座分
9:30〜10:30【基礎編】
「クライアントのニーズに応える個別セッション〜ヨーガ療法ができること〜」岩崎 寿利
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季節によっても内容は変えたりしますか?
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質問をありがとうございます。季節によって内容が変わることはあります。ダルシャナで今どんな状況か、そのクライアントさんがお求めなことを聞いてからです。
例えば、春に重だるさを感じるという方には、アーユルヴェーダのドーシャの話をしてカパ(水)を減らすためにヴァータ(風)、ピッタ(火)を増やす実習を提供したり、冬に手足が冷えるというクライアントさんにはピッタ(火)を増やすために熱量アップを感じてもらえるような筋トレや血流改善のヨーガ療法を提供したりします。季節によって変えるというよりは季節によってお困りなことが変わる。それに応じて提供するヨーガ療法も変わるという感じです。

講座内で使用した『心に沁みる話』をご希望の方は4000円以上の寄付にて頒布致します。ご希望の方はメールをお寄せください。
日本ヨーガ・ニケタン本部事務局 yoganiketan@yoganiketan.jp
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11:00〜12:00【社会貢献】
「高校陸上部メンタルトレーニングに対してのヨーガ療法」安達 暁美
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瞑想後のシェアリングについて、多感な年代の生徒さんが取り組んでくれるのか気になりました。また二人一組の場合、組み合わせの工夫などありましたら教えていただきたいです。
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最初はうまくいきませんでしたが、特に1年生は、2・3年生の姿を見て真剣に取り組むようになりました。瞑想のシェアは二人組ではなく、全員が一人ずつ感想を述べる形で行いました。先輩の話をよく聞くことで、瞑想や語りへの意識も高まっていきました。
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最後のヨーガ療法のメリットの紹介のなかで、ヨーガの智慧とありましたが具体的にどんなことを伝えられたのでしょうか。ひとつ教えていただけますか?
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バガヴァット・ギーターの二極対立平等感、「できる・できない」や「勝ち・負け」にとらわれず、冷静に受け止め、心の平穏を保つようにです。
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生徒の実習での情報は陸上部の先生とシェアされていましたか?
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もちろんです。ほぼ先生も参加され実習もされていましたので、実習後にはかならずシェアして変化や効果、今後の課題など話し合いしました。
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興味がなさそうな生徒に対して、先輩と向い合せがよかったお話がありましたが、ほかにも興味を向かせる点がありましたら、お教えください。
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筋力や怪我のメカニズムを交えてヨーガ療法の効果を話すと、皆さん真剣に聞いてくれました。ただ、最初はスムーズに進まず、徐々に理解が深まりました。根気強く続けることが大切ですね。
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高校でのメンタルトレーニングは、ご担当を終了されたのでしょうか。現在どなたが担当なさっているのでしょうか?
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コロナで実習が中止され、顧問の先生の交代により終了しました。部活は顧問の先生次第で変わることがありますね。残念です。
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大人(60~70歳)のテニスとゴルフのアスリートの指導についてですが、練習や試合直後の筋肉疲労について、ストレッチよりもアイソメトリックのほうが回復に良いと感じていますが、いかがでしょうか?
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はい、ストレッチは良くないと感じています。この陸上部の実習でも実感していますが、私自身が競技をしていたので実感しています。フルマラソンの競技の前後にしっかりアイソメトリックを実習しておくと筋肉痛にならない、なっても軽い、回復も早いです。
以前白石豊先生のセミナーで「アスリートのメンテナンス」について質問したときに「アイソメトリックヨーガをしっかり実習していれば怪我はありえない」とおっしゃっていました。私もそうのように感じています。
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若者にもお年寄りにもすべての人にかなり有効ですね。続けてけていただくことが大事ですね。先生自身これから年を重ねていくことにどのように過ごしていきますか?
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ヨーガの智慧に助けて頂きながら、心身健康で何があっても穏やかに過ごしていきたいですね。
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安達先生に1つご質問ですが、ご自身で痛みの変化を実感されたのは、エクササイズからでしたか?それとも呼吸法や瞑想法などトータルでされるようになってからですか?
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最初はフィジカル系のエクササイズではありました。それは肉体の感覚に気づいたというだけだったかもしれません。トータルで実習できるようになってから色々詳細に実感したようになったと思います。
13:30〜14:30【社会貢献】
「企業におけるヨーガ療法」乾 敏晃
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Did the employees do YT practice at home after the session?
(企業ヨーガの後、従業員は家でヨーガ療法の実習をやってますか?) -
口には出しませんが高血圧の改善などのために、自宅でやってくれている人はいます。まず「家でやってください」と声をかけ、その後「どうでしたか?」と聞く。 「やってみました」という人がいれば、セッションでその体験を共有し、「こういう点が分からなかったそうなので、今日はもう一度説明します」とフォローする。こうして、自然に「みんな家でやっている」という雰囲気を作り、自宅での実習を促します。
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企業へのまず第一歩、何を気を付けたらいいですか?
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仕事としてとらえて、稼ぐぞという気持ちでやりましょう、ということかな。覚悟を決めるということですね。
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100人以上の大人数の従業員に対してヨーガ療法をするときと、十数人を相手にする時とでは、インストラクションの仕方を変えたりしていますか?人数が多い時に気をつけるポイントなどもありましたら、教えていただきたいです。
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指導方法は基本的に変わりません。大人数でも少人数でも、参加者の反応を見ながら進めます。人数に応じて対応するだけで、本質的なやり方は同じです。
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企業への最初のアプローチはどのような形でされていますか?SNSとか、チラシを送付したりですか?
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困っている企業を見つければ、契約の成立は8割決まったようなもの。 知り合いにあたりながら、優良な顧客を探します。
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たくさんの気付きをありがとうございます。2つ質問があります。紹介を受けて初めて指導される企業の場合、単発なのか?それとも数回の実施を条件とされるのか?どうされていますか?
また企業ヨガを継続していくと個人的に相談してくる社員の方々もいらっしゃるかと思います。その場合は個人指導をされるのでしょうか?会社側への配慮の観点から気になりました。
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継続する方が効果がでるので、継続を前提に営業を行いますが、実施できない企業もあり、1〜2回で終了する場合もあります。 個人指導が必要な方は多くいらっしゃいますが、自身では行っておりません。それでも相談される方は多く、何度もお問い合わせをいただくことがあります。 個人指導を希望される方については、会社に許可を得たうえで、ヨーガ療法の教室をご紹介いたします。その際、会社には「このような方がいらっしゃいました」とお伝えし、配慮を欠かさないよう心がけます。
15:00〜16:00【疾患編】
「緩和ケアにおけるヨーガ療法」坂本 淑子
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貴重なお話をありがとうございました。涙しながら聞かせていただきました。命の尊さを感じた時間でした。患者さんと向き合う中で、心を乱されたり、泣いてしまうことはなかったですか?
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初めの頃は、ベッドに横たわっておられるご様子に思わず身構えてしまったり、”どうしよう…、何をすればよいのか…”など心の中でうろたえたり、お亡くなりになったとお聞きしては落ち込んだりすることがしょっちゅうでした。少しずつ年月をかけて、そういう事はこの方の本質ではないというヨーガの学びが実感として感じられるようになり、どんな状況でも尊い命と向き合わせて頂いてると思える様になってきました。まだまだ焦ったり心乱れる事はありますが、自分自身が乱れていてはその方の命と向き合えないと肝に銘じています。お部屋に入る前には、一回深呼吸します。
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しんどい、助けて、といわれた方にどのようなお声がけされたのでしょうか?
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”しんどいですね、お辛いですね”と、とにかくその言葉を繰り返し、”しんどい”と口に出して頂ける相手でいようと思いました。取り乱されている様子でしたので手を握って、残った手で身体をトントンと赤ちゃんをあやすようにたたきながら、少しでも意識をそのリズムに向けていただける様にしました。ヨーガ療法どころではなかったですが、1人ではないですよ…が伝われば良いなと思いました。その後看護師さんにバトンタッチしました。
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貴重なお話をありがとうございました。一緒に取り組んでいるヨーガ療法士は、何人いらっしゃるんですか?
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4人で伺っています。私が一番大切にしているのはチームワークです。”学ばせて頂いている”という同じ思いで、助け合って行かせて頂けているのが有難いです。
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今日は貴重なお話をありがとうございました。最後のお話は、患者さんやご家族構成や年齢が私自身近く、涙ながらに聞きました。
私自身、不治の病の方にヨーガ療法をご一緒させていただいていますが、穏やかに自分の病や人生を受け入れられている時もあれば、周りの人が普通に歩いているのを見て、元気だった頃を思い出して、ひどく落ち込んだり、怒りが急にこみ上げている時もあります。そのように思いがけないような変化が突然ある時には、どのように寄り添われますか。 -
お気持ちに変化があって当然です。そのお気持ちをしっかり吐き出せる相手でいること、そして”今はそんなお気持ちなんですね”と療法士自身が振り回されることなく真摯にお聞かせいただく態度でいることかと思います。その上でヨーガ療法の色々な技法で寄り添い続けて頂けたらと思います。
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関わらせていただくクライアント様に「こころを落ちつかせたい」の思いがいつもあるとは限らない、それはフィルターだとさとられた後、何をなさりたいのかを用紙で問われたのでしたね。その方法を始められる時の、留意点や工夫があれば、おしえていただけませんか。よろしくお願いいたします。
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患者様は”ヨーガ”と聞くと”体操”と思われる方が多く、あのように色々できるんですよ…と知って頂くために項目を作ってみました。事前にチェックを入れて頂いてはいますが、実際にはやはりお目にかかって、お話してみてその時の状況でやっていく事が大切かと思います。
また医療側の希望もありますので、(身体を動かして欲しい・回顧法で脳を活性化してほしい・お喋りをして肺を使って欲しい等)そちらも心がけていきます。
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✨ ついに最終章 ✨
6月21日(土) 19:00-21:00 パネルディスカッション
12名の講師たちが一堂に会し、ヨーガ療法の未来・社会貢献について語り尽くします!
お見逃しなく!!!
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【リアルタイムでの参加】 6/20まで
【アーカイブご視聴のみ】 7/20まで 視聴期限7月31日(木)23:59まで




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